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February 03, 2008

849.恵方巻

080203_002_640 東京は久し振りの大雪。富岡八幡宮節分祭へのお参りは、諦める。今年の運勢が「六白金星」とあまり思わしくないので、福を招くつもりだったが。
 そこで「太巻き」でも「丸かぶり」して、お願い事を叶えて貰おう。

080203_005_640 今朝のスーパーのちらし、何処も「節分用・太巻き」のオンパレードである。そもそも「節分の日、恵方に向かって巻寿司を無言で丸かぶりする」習慣を、全国に広めたのがコンビニやスーパーだったからだ。
 30年前、セブンイレブンが「節分用恵方巻」を広島で売り出し、瞬く間に西日本に広がった。今世紀に入るとローソンが、続いてファミリーマートが全国に展開、数年前からは スーパーの棚にも並ぶ。 その市場ついに150億円を超えたそうだ。 381pxgod_of_toshitoku                                                       「恵方」とは、方位神のひとつ歳徳神(とんどさん)がいる方向。今年は「丙」の方位、南南東のやや右方向と「八幡暦」には記されている。
 だから節分の日、この方向を向いて願い事をすれば叶えられると言うのだ。
 太巻きを「丸かぶり」(まるかじり)する習慣は、江戸時代大坂・船場で始まった祈願行事だと伝えられている。商売繁盛・無病息災を、船場の商人たちが願ったのだ。
 戦後この風習は廃れたが、30年前大阪の海苔問屋組合が「販促キャンペーン」として「海苔祭」を開き、巻寿司早食い競争を行った。
 このイベントがヒントとなり、コンビニが「節分の日」の目玉商品を生み出したという歴史がある。

080203_003_640_2  スーパーで買った太巻き寿司は、2人前で980円の高級品!。大きすぎて結局切って食べたが、本来は歳徳神との縁を切らないよう「包丁で切らずにそのまま食べる」との事だ。
 商魂といえば商魂だが、国産の具だけを巻いた(と称する)太巻きを、今日一日ぐらいは、風習に乗って食べるのも結構なことだ。

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