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February 07, 2008

853.テラビシアにかける橋

Img_originalbook 「テラビシア」とは空想の王国のこと。30年前児童文学者キャサリン・パターソン が書いた本が原作となっている。
 「親が子供に必ず読ませたい本」として、世界24ヵ国500万部が発行されている。もともとキリスト教の布教師として、日本にも滞在したことのある彼女は、息子にふりかかったある出来事にインスピレーションを受け、一気に書き上げた。
 それは「子供たちが抱える葛藤や喜び、かけがえのない友情、想像力の素晴らしさと勇気、そして生命の尊さを書いた」物語だった。

Off01 この物語を映画化したのは、「ナルニア国物語」 のウオルデン・メディア。アニメ監督としては著名なガボア・クスボを監督に起用した。彼にとっての初めての実写映画となる。

 しかし作品の完成度をここまで高めたのは、何といっても2人の子役である。
 ジョッシュ・ハッチャーンは「ザスーラ」、アナソフィア・ロブは「チャーリーとチョコレート」の脇役として知られているが、今回は見事主役をこなした。
 まだ十代半ばの2人は「人生の真実に向き合わざる得ない子供たちの内面」を、素直にさらけ出した。
 脇を固めたのは父親役のロバート・パトリック(「ターミネーター2」)と音楽教師役のズーイー・デシャネル(「恋するレシピ」)。2人の子供たちに大きな影響を与える。

 脚本を書いたのが主人公のモデルとなった原作者の息子、デヴィッド・パターソンというのも面白い。母親の書いた本に自らの思い出を投射しながら、心の中の「テラビシア」を作り上げた。
 その「テラビシア」は、「ロード・オブ・リング」のVFXを手がけたWETAデジタルが映像化している。
 MISAが日本版イメージソングを唄い上げる。

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