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May 09, 2009

1241.レイン・フォール/雨の牙

Rainfall_800x600_2  アメリカのハード・ボイル小説を基に、オーストラリア出身の監督が、日英の俳優を使って、東京を舞台に撮った映画。

 原作を書いたのは元CIA工作員、日本でも弁護士経験を持つバリー・アイスラー。日系の殺し屋ジョイ・レインを主人公にした「雨の・・・」シリーズは、6作目。いずれもアメリカではベストセラーになっている。
 「雨の牙」は、その第1作目で主人公の過去が紹介される。

 ストーリーは、日本の高級官僚の暗殺を請け負った日系アメリカ人の殺し屋が、政権汚職やヤクザ・CIAも絡む利権陰謀に巻き込まれる、というもの。

330891_100x100_002330891_100x100_008   その殺し屋が椎名桔平(「余命」'09)。得意の英語とアクションでクールな役を演ずる。
 殺された官僚の娘が長谷川京子(「七夜待」'08)。椎名との淡い恋いが色を添える。
330891_100x100_010  CIA東京支局長は、イギリスのベテラン俳優ゲイリー・オールドマン(「ダーク・ナイト」'08)。なかなかの凄腕。
 他に、よれよれの刑事・柄本明、CIAの日本人工作員清水美沙。オーストラリアの脚本家ダーク・ハンターも英字紙特派員として登場する。

  問題の監督、話題作「トウキョウソナタ」の脚本を書いたオーストラリアの新鋭マックス・マニックス。監督だけでなく脚本も書いたが、これが少々荒っぽい。ご都合主義というか、安易なシチューションがしばしば出てくるのは残念だ。日本滞在11年の知日派なのだが。

 カメラのジャック・D・ワーレハムもオーストラリア人。「MI:2」でも見せたダイナミックな映像が売り物で、今回も光と闇のコントラストを多用した。

 音楽は川井憲次(「スカイクロラ」'08)。メイン・テーマは、アメリカのシンガー・ソングライターのジョン・レジェンドの「ディス・タイム」。

 都内35箇所でロケしたそうで、見慣れた光景が度々登場する。原作を読んでみたい気にさせる。

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