1293.入谷・朝顔市


毎年七夕を挟んで開かれる入谷の朝顔市。
昨年は、サミットのため無理に延ばされたが(交通整理のお巡りさんがいなくて)、今年は予定通りだった。


ところが今年は、お客さんが少ない。下町に移ってから毎年出かけているのだが、こんな事は初めてだ。
いつもなら押し合いへし合いの参道も、ご覧の通り。売り子のお姉さんも、手持ち無沙汰の様子である。
例年なら2万鉢は売れる朝顔市、今年はその半分だと植木屋さんは嘆いていた。
街の不景気が、こんなところにも見られるのだ。

朝顔市が開かれているのは、入谷の仏立山真源寺の境内と参道。
「恐れ入谷の鬼子母神」と、大田蜀山人が狂歌でうたったあの境内である。
もともと入谷の田圃の土が朝顔作りに適していたので、近くの御徒町に住んでいた下級武士たちが、内職として「奇品つくり」をしていたのが由来らしい。
江戸時代は大変栄えた様だが、明治から大正にかけての都市化え廃れた。
復活したのは戦後の1948(昭和23)年から。台東区も力を入れ、夏の風物詩として定着した。
今年も例年通り、「大輪咲・団十郎」をメインに4種類の花が楽しめる行燈造り2000円を買った。
歌舞伎の成田屋のシンボルカラー、柿茶色の朝顔が咲くのを楽しみにしている。
朝顔市は、今夜8時頃まで。 地下鉄日比谷線・入谷駅下車1分。



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