1363.ココ・アヴァン・シャネル
孤児として育ち、お針子をしながら田舎のキャバレーで唄っていたココと呼ばれた小娘。後にファッションを通じて女性の解放をうたう、「シャネル」が誕生するまでの半生を描いた伝記物語である。
ブログ1324号(8.23)で紹介した映画「ココ・シャネル」は、全生涯を描いたアメリカ映画で、主役はシャリー・マクレーンだったが、今回はフランス映画。セリフはもちろんフランス語。
「恍惚」('03)の女流監督、ルクセンヴルグ出身のアンヌ・フオンテーヌが主役ココに選んだのは、オドレイ・トトゥ。
「アメリ」('01)「ダ・ヴィンチ・コード」('06)に出演し、国際的にも活躍するフランス女優。
小柄で華奢な彼女、意思の強さを見せる黒い眸は、生前のシャネルを彷彿させるという。
この作品は、国際ブランド「メゾン・シャネル」の全面協力で製作された。
ココがシャネルの名声をつかむきっかけになった背景には、2人の男の存在がある。
一人は、ココが押しかけ愛人となったフランスの大富豪の元軍人。ブノワ・ポールヴィールド(「ナルコ」'04)が演ずる。
もう一人はココが心から愛した恋人、イギリスの実業家。その役は、アレッサンドロ・ニヴォラ(「アイズ」'08)。
友人同士でもあるこの2人とココの心の揺れが、フランスの田園風景の中で丁寧に描かれる。

コルセットから女性を解放し、ジャージーを男から奪ったココ。
「シャネルはデザイナーを目指したのではない。ただサバイバルするために、帽子を作り洋服を作った」と、ある女性は評する。
来年早々には、香水「N゜5」と音楽「春の祭典」誕生秘話、「シャネル&ストラヴィンスキー」も公開される。
来年は、ココが「シャネル」をパリに開店して100年目にあたる年だそうだ。


























































































































娯楽映画ではあるが、旧満州を舞台に選んだキム監督の狙いははっきりしている。























旧友の西君から招待状が届いたので、今年も初日に六本木の国立新美術館に出かけた。



次に紹介されたのは、総理大臣賞受賞の中井史郎画伯の作品。400名を超える会員・会友のなかから選ばれた最高賞である。







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