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November 03, 2009

1392.焼酎バー「黒瀬」(107)

(前号に続いて「DBJ産業ミニレポート」の概要)

20070823n0001 レポートは、「消えた本格焼酎前線への対応策は、ブランド化と情報公開」(P7)と強調する。

 「ブランドには米国型と欧州型の2種類がある。米国型は、商品のみに注目して効率を考えて広告を打つ。このやり方は、経済が成熟すると旗色は悪くなる」
 「欧州型は、商品よりその背景にある伝統とか、企業理念、生産者の取り組みの姿勢、文化、地域との一貫性を大切にする」
 
Imgp0015_640  「本格焼酎のブランド化は、欧州型である。それは黒豚など南九州の他の産品にも通ずる」

 「ブランドのキーワードは一貫性である。たとえば地域の伝統文化との一貫性、商品企画や広告と売り場の一体感でもある」
 「本格焼酎なら、生産者の思いを流通やユーザーが共有するという一貫性である」

Imgp09112_640011_640  「焼酎業界にとって必要なのは、情報の公開である。(これまで)酒販店で伝えていた情報を、ラベル等スーパーでも確認できる方法で、消費者に伝えなければならない」

 「加工食品では、主原料の原産国表示義務が検討されている。甲類や混和焼酎では、原料アルコール輸入国(ブラジルやパキスタン)の表示が必要になるかもしれない」
 「本格焼酎業界でも麦焼酎や黒糖焼酎では、外国産原料の表示義務が生じるが、それもバランスである」
 「黒糖焼酎の場合、砂糖きび生産に対する所得保障の施策が出来れば、域内原料で十分賄える」

020_640_4  (私のふるさと南薩摩では、既に地元の芋を原料にしたものに限り「南薩摩本格いも焼酎」のラベルを貼って、他の焼酎と差別化している)

 「総合的な政策によって、メーカーと消費者の情報量格差が縮まれば、焼酎前線は復活し本格焼酎業界は、再び活況に沸く」
 「このような未来の展望が開けるまでは、相応の時間が必要だが、その間南九州の蔵元は、自らの製品や収益を分析し、企業戦略を構築して凌がなくてはならない」

                                      (終り)

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