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September 02, 2010

1633.第95回記念「二科展」

100901_023_640_2     第95回記念二科展 浜の朝 F130 会員 西 健吉

100901_021_640100901_001_640  旧友の西君から招待状が届いたので、今年も初日に六本木の国立新美術館に出かけた。
 彼は27年前に二科会会員に推挙され、現在は評議員・鹿児島支部長の要職にあって、若い画家たちを育てている。

100901_004_640_2100901_003_640_2100901_002_640   会場入り口の部屋に展示されていた西君の作品は、何時ものように漁村の風景を描く。

 昨年は「浜」と題して浜辺で靴ヒモを結ぶ娘だったが、今年は以前の作品に戻って娘の横顔を描いた。
 若い頃、奄美大島で美術教師をしていた頃の体験が、絵のモチーフとなっている。

100901_640_2  二科会は、在野の美術団体としては最も古い。
 1914年、フランス留学組を中心に石井柏亭・梅原龍三郎・有島生馬・坂本繁二郎ら新進芸術家たちが設立、のちに安井曽太郎・熊谷守一らも加わった。
 戦後になってデザイン部門や写真部門も発足、今日に至っている。

 前会長吉井淳二や前々会長の東郷青児など、鹿児島出身者がリーダーとなって会を運営してきたせいか、会員には鹿児島関係の画家達が多い。
 西君たちより大先輩の長老たちも、元気な作品を出品していたので紹介しておく。

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 左から犬童次男(88歳)の「伊佐の棚田で」、鳥取政昭(83歳)の「阿蘇」、文田哲雄(77歳)の「娘たち」。
 文田さんは、現在鹿児島市立美術館の館長も務めており、鹿児島の美術界の発展に尽くされている。

100901_016_640100901_017_640   今年の「二科展・美術部門」、応募総数は3007点。うち入選者は689名。

 タレントの木村拓哉夫人・工藤静香さんの「瞳の奥」が特撰に選ばれていた。
 午前中に見た映画が、アルゼンチンの「瞳の奥の秘密」だったのは偶然である。

 「二科展」は、13日(月)まで。六本木国立新美術館。
 観覧料は1000円。

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