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September 14, 2010

1643.オカンの嫁入り

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336089_100x100_001  評判がいい。開演20分前に入ったら、もう8割方が埋まっていた。
 宮崎あおいと大竹しのぶの初共演に、期待が高まったようだ。それに昨日見た「BECK」の桐谷健太である。

 「日本ラブストーリー大賞・ニフティ/ココログ賞」を受賞した、咲乃月音の「さくら色オカンの嫁入り」が原作。
 それを脚色・監督したのが呉美保。「酒井家のしあわせ」('06)で、サンダンス・NHK国際映像作家賞を受賞した女性クリエイターの第2作である。

336089_100x100_005  母(大竹)ひとり娘(宮崎)ひとり、仲良く暮らしてきた二人の生活の中に闖入した若い板前(桐谷)、それは母の婚約者だった。
 ちょっと奔放な母への戸惑いと反発、そんな親子と周囲の暖かい人たちが繰り広げる人間模様である。

336089_100x100_007_2  脇を固める二人が上手い。母親が勤める病院の院長・国村隼と大家さんの絵沢萌子、家族の様に親子の間に立つ。

 オール関西の映画である。
 京阪電鉄・大阪郊外の駅、天満橋、新世界、たこ焼き、2年間暮らした経験があるだけに懐かしい。

336089_100x100_006 セット撮影も、太秦東映京都撮影所で行った。
 親子の部屋も、大家さんの部屋も、「銭形平次」のセットを利用したそうだ。だから時代!?を感じさせる。

 もちろんセリフは、オール関西弁。
 東京出身の宮崎と大竹が完璧な関西弁を使っているのは、呉監督の指導の賜物だそうだ。

 呉監督は大阪芸大出身、原作者の咲乃月音も大阪。出演者も桐谷・国村は大阪出身、絵沢は兵庫だから、まさに「オカン」となる。

Okannoyomeiri_hachi8_1024_2  要所要所に顔を出して、ストーリーを紡ぐのが名優「ハチ」。黒いバグは、呉監督の分身なのかも知れない。
 「人の生き方、生きる姿を丁寧に書きたい」と、彼女は話す。 

 ニフティ/ココログ賞を受賞した作品を、ニフティのブログ「ココログ」で紹介した。

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