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September 18, 2010

1647.君が踊る、夏

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 ガンや難病に罹った人が、物語のキーとなる作品は多い。
 最近でもハリソン・フォードの「小さな命が呼ぶ時」や「オカンの嫁入り」(主演・大竹しのぶ)、近々公開される映画でも「100歳の少年と12通の手紙」(フランス映画)や「おにいちゃんの花火」(主演・谷村美月)と続く。

 地域の祭りや踊りを、物語の背景に描く作品もまた多い。富山の「風の盆」や「ソーラン節」、徳島の阿波踊りが描かれた「眉山」('08)を思い出す。

336482_100x100_010  「君が踊る、夏」は、この二つのキーで観客にアピールする作品である。
 難病は小児ガンのひとつ「MRTK」、踊りが土佐の高知の「ヨサコイ」である。

 予告編を見た時は、小児ガンに罹った少女が主人公かと思ったが、そうではなかった。
 その少女のお姉さんと高校時代の恋人との、青春感動ストーリーだった。カメラマンの夢を追いかける青年、妹の看病のために地元に残った女性。
 青年と病身の少女は、「一緒にヨサコイを踊ろう」と約束していた。

336482_100x100_005336482_100x100_007 出演は、今売れっ子の若手ホープ溝端淳平(「NECK」('10)と木南晴夏(「20世紀少年シリーズ)。

 小児ガンの少女・大森絢音(「アマルフィ女神の報酬」'09)、溝端の恋敵でヨサコイ群舞のリーダーに五十嵐隼士(「ROOKIES」'09)。

 脇を固める役者はベテラン揃い。
 溝端の両親が隆大介と宮崎美子。木南の父親、本田博太郎。五十嵐の母親、高島礼子。
 そして溝端の師匠、カリスマカメラマンが藤原竜也。先輩はDAIGOである。

 高知城、桂浜、四万十川と随所に登場する土佐の風景が美しい。そして、元祖の「ヨサコイ」である。

336482_100x100_002_2  よさこい節は、そのテンポと鳴子のリズムが軽快なので人気が高い。これほど全国区となった祭りは、他にはないだろう。

 札幌の「YOSAKOIソーラン祭」は、200万の観客を集める大イベントとなったし、東京・原宿の「スーパーよさこい」も、年毎に踊り連と観客を増やしている。
 仙台・名古屋・京都もしかり、ついには「SURABAYA YOSAKOI」と海外でもヨサコイが踊られる。

 8月の本番を避け昨年秋に撮影のために再現された「ヨサコイ」も、地元のエキストラが踊っているためなかなかの迫力だった。

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