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January 05, 2012

2032.谷中七福神巡り

20120103_012_640  年の初めに詣でれば、福を授かる七福神めぐり。
 徳川家康が崇拝した七福神は、文化・文政時代(1804~30)には江戸の庶民の信仰となった。
 その中でも最も古いのが「谷中七福神」、日本橋・深川に続いて今年は上野・日暮里・田端を歩いた。

20120103_082_640  スタートは「不忍池弁天堂」(辯才天)。
 寛永寺を創建した天海僧正が、琵琶湖と見立てて造営した不忍池の中ノ島に、滋賀・竹生島から分祀した。
 知恵・弁舌・音楽・財福を司る天竺の神、七福神の紅一点である。
 朝9時半、午前中のせいかお参りする人は少なかった。

20120103_021_64020120103_018_640  弁天堂から10分、「護国院」には三代将軍家光が贈った「大黒天」がある。
20120103_085_640  古代インドで食事を司る神とされるが、日本では福徳の神となった。
 右手に小槌、左肩に袋、米俵の上に立つ姿はお馴染み。

20120103_033_64020120103_037_640  谷中は路地や寺院が多くちょっと迷ったが、交番で訪ねて「長安寺」(寿老人)に。
 鹿を従えた黒光りの寿老人は、長寿の神様である。
 小さなお寺さんだが、お参りする人も増えてきた。

20120103_047_64020120103_043_640  長安寺から10分、「のっそり十兵衛」で有名な五重塔跡を通り、谷中墓地を抜けると「天王寺」(毘沙門天)がある。
 鎌倉時代に創建されたこの寺は、今回の七福神巡りでは最も大きかった。
 仏法の守護神、四天王のひとり毘沙門天は、伝教大師の作と伝えられている。

20120103_058_64020120103_061_640  天王寺から日暮里駅の上を抜けて15分、「ゆうやけだんだん」を下りると「ひぐらしの里」。
 江戸の頃「修正院」の布袋尊を、人々は「ひぐらしのほてい」と呼んで親しんだ。
 中国・唐末五代の禅僧布袋和尚は、200キロもある福の神だった。

20120103_063_64020120103_067_640  5分歩いて「青雲寺」(恵比寿)に着くと、逆周りの団体で混雑。
 最近は「一日ツアー・七福神巡り」も多い。
 お参りすると、商業・漁業・海上守護神「恵比寿さん」が、大きな鯛を抱えて微笑んでいた。

20120103_075_64020120103_640  「谷中七福神巡り」、終点は田端の「東覚寺」(福禄寿)。
 その名の通り、福と緑と寿命を司る神は、長い頭に金襴の冠。緑の法衣を纏う。
 徳川歴代将軍の祈願所だったこの寺、道路拡張の工事で前を削り取られていた。

 ここからJR田端駅までは10分。ドアtoドアで13,495歩、2時間の「ひとりウオーキング」だった。 

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