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May 15, 2016

2914.若冲展

Imgp0001_640  東京・上野が「若冲」で沸いている。
 東京都美術館「若冲展」、入場するには2時間以上の行列を覚悟しなければならない。
 
Img424_640  近世日本画家のひとり伊藤若冲(1716~1800)、今年が生誕300年。
 
 京都・錦小路の青物問屋に生まれた彼は、店を引き継いだものの商売には熱心でなく、40歳で家業を弟に譲り作画三昧の生活に入る。
 
Portrait_of_it_jakuch_by_kubota_bei  この頃から、後に代表作と言われる「動植綵絵」を描き始め、さらには「鹿苑寺の大書院壁画」、「釈迦三尊像」、「金毘羅宮奥書院襖絵」を描くなど、絵師としての地位を高めた。
 
 若冲の名は、禅の師であった相国寺の禅僧から与えられた「居士号」で、多くの画が相国寺に寄進されている。
 
Img426_640  そして 左の「動植綵絵・群鶏図」など30幅は、明治に入って相国寺から皇室に寄進され「御物」となった。
 
 若冲の画は、繊細な描写技法によって動植物を美しく鮮やかに描いたものが多いが、その作品には写実的でありながらもどこかシュルレアリスムに通ずる、幻想的な雰囲気が漂う。
 
Img429_640  また即興的な筆使いとユーモラスな表現による水墨画も多く、彼の超絶した技巧や奇抜な構成が海外も含め、多くの人々の称賛を得ている。
 
 すでにテレビや新聞などで、見どころや若冲の作風、代表作の解説がなされているので詳しい紹介は省くが、主催者がネットでアピールしている3点だけを再録しておこう。
 
Jkcs_06_640  「1.若冲生誕300年記念の粋を感じる~初期から晩年の代表作が終結!東京初の大回顧展」
 
 「2.若冲、まぼろしの33幅 東京で初めて一堂に会す~「釈迦三尊像」(京都・相国寺)3幅と「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館)30幅を一挙公開」
 
Img427_640  「3.若冲、その精緻な技~彩色画、水墨画、木版画・・・若冲が驚くべき技法を 駆使して創り上げた作品の数々を堪能」
 
 「若冲展」は、今月24日まで上野・東京都美術館で。観覧料は1.600円。
 

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