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July 07, 2016

2932.入谷朝顔まつり

014_640017_640_2 「恐れ入谷の鬼子母神、そうで有馬の水天宮」
 大田蜀山人の狂歌で知られる仏立山真源寺は、「明暦の大火」(1657年)の2年後に、ここ入谷の里に建立された日蓮宗の寺院である。
 
020_640  この寺の境内と参道で、毎年開かれているのが「入谷の朝顔まつり」。
 
 下町の夏の風物詩といわれ、明治の中頃から始まったが大正に入って廃れ、戦後再開され今に続いている。
 
 参道に並ぶのは、近郊の農家や植木屋が育てた8万鉢の朝顔。
 120の屋台が、自慢の「花鉢」を競っていた。
 
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 「桔梗咲」「斑点紋」「牡丹咲」・・・・。
 変わり咲きした朝顔を品種改良して育て、入谷の名物にしていく。
 
 朝顔づくりが始まったのは 「文化・文政の時代」(1804~1829) 、災害が多発し飢餓が激化した天保時代には一時衰えたが、「嘉永・安政時代」(1848~1859)には第二流行期を迎える。
 
004_640_2030_640 そして明治維新で中絶したが、国内が落ち着くにつれ第三流行期の時代が続く。
 さしずめ現在は、第四流行期と言える。
 
025_640032_640 入谷は、江戸時代から朝顔つくりが盛んだったところ。
 
 「入谷の田圃」と呼ばれる土壌が栽培に適しており、近くの御徒町に住む御家人たちが、内職として朝顔を育て「珍品・奇品」を競った、と記録に残されている。
 
024_640023_640 現代の「珍品」は「団十郎」、歌舞伎・成田屋のシンボルカラー 「柿茶色」の花が咲く。
 ここ10年、「入谷の朝顔まつり」では最も売れ行きの良い品種で、他より値も張る
 
Imgp0010_640Imgp0014_640 今年もまた、「団十郎」を一本加えた4色咲を買ったが、おまけに矮性の珍しい「団十郎」の小鉢もいただいた。
 
 「入谷の朝顔まつり」は明8日まで、交通は地下鉄日比谷線「入谷駅」下車が便利。
 「4色」は一鉢2.000円、「団十郎のみ」は3.000円、小鉢1.000円。

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