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September 01, 2016

2951.101回・二科展

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 左の作品は、友人・西健吉画伯の「浜の娘」(F150)。
 昨年は大分の漁港を描いた作品を出品したが、今年は郷里の浜辺を舞台に描き続けている「浜の娘」シリーズに戻った。
 
 描いた浜辺は私の故郷に近い「入来浜」、西君のアトリエがある鹿児島からも車で30分で着く吹上浜である。
 
Imgp0008_1_640_2 Imgp0007_1_640  今回の絵には二つの遊び!?がある、と西君はいう。
 ひとつは、流木に寝そべる娘のローウエストのジーンズ、もう一つは入来浜の砂を直接カンバスに塗り込んで質感を高めた事だそうだ。
 
Imgp0006_1_640 西君は高校の同窓、東京の美大を卒業後は鹿児島に帰省して、高校の美術教師になった。
 
 地元の美術展で数々の実績を残しパリにも留学、30数年前に二科会会員に推挙されて、現在は15人の理事の一人として郷里で若い画家たちを育てている。
 
Imgp0003_1_640 今回101回の公募展を開催したように、二科会は在野の美術団体では最も古い。
 
 石井伯亭・梅原龍三郎・有島生馬らパリ留学組の新進芸術家たちが、1914年に創設した。
 戦時中は公募展を休会したが、戦後は絵画・彫刻部門にデザイン・写真も加わって今日に至っている。
 
013_640 戦後は、東郷青児や吉井淳二ら鹿児島出身の画家たちが、理事長として二科会を率いてきたこともあり、会員には同郷の画家たちが多い。
 
Imgp0037_640Imgp0039_640 毎年紹介しているが、大長老である右の犬童次男95歳の作品「降りそそぐ陽光(伊佐の棚田)」や、鳥取征昭89歳の作品「津軽富士(岩木山)」。
 
Imgp0035_640 ベテランでは会員の祝迫正豊の「大地回想」(左)などが並ぶ。
 
Imgp0016_640  また中堅では、西君や私と同郷の画家・有馬広文君(会友)が、毎年精力的に作品を出品している(右「月夜のアトリエ」)。
 
 同郷の若手、三人の作品も印象的だったので紹介しておこう。
 
Imgp0033_640_2 Imgp0020_640_2 Imgp0022_640_2  左から
 源川貴美子「アトリエの回想」
 二川礼子「風譜Ⅰ」
 白澤榮一「帆船飛行Ⅱ」
 
 
Imgp0001_1_640  第101回二科展は今月12日(月)まで、六本木・国立新美術館で。入場料は1.000円。
 このあとは、大阪~金沢~京都~名古屋~広島~鹿児島~福岡と巡回する。
 

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