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November 03, 2016

2971.特別展「瑞巌寺と政宗」

Imgp0002_640  恒例の「中央区まるごとミュージアム」、解説付きの特別展観覧に応募したら当選した。
 三井記念美術館で開催中の「松島 瑞巌寺と伊達政宗」展である。
 
Otakamori_640  日本三景のひとつ松島、点在する島々を前にして仙台藩伊達家の菩提寺だった「瑞巌寺」がある。
 
Photolarge_01_640  その本堂が国宝に指定されたのが1895(明治28)年、8年前から「平成の大修理」が始まりほぼ完成した。
 
Img034_640  さらに今年は、瑞巌寺を再興した仙台藩初代藩主伊達政宗の生誕450年にあたり、それを記念して特別展が開催された。
 
 また、33年に一度しか開帳されない秘仏「五大明王」も、東日本大震災復興を祈念して特別に出品されている。
 これは瑞巌寺にとっても、歴史上はじめての「出開帳」になる。
 
 展示された「至宝」は70点、国宝や国の重要文化財が多いため文化庁の指示で展示期間が制約され入れ替えられる。
 9月から始まった特別展も、最終週の現在は52点が7つの展示室に並んだ。
 
Img036_640  右は前期に展示された「本堂」(国宝)の障壁画「松孔雀図」(重文)、伊達政宗が江戸から招いた狩野派の絵師・左京の筆によるもの。
 
Main1_640  後期には、長谷川等伯の弟子・等胤の障壁画が展示された。
 
Img035_640_2   仙台市博物館からも青葉城の至宝が、20数点出品された。
 
 右の重要美術品「菊花図屏風」には、政宗の華麗な筆による詩歌が金箔の上に踊る。
 「道の記」もまた、政宗が書いた歌日記である。
 
Sendai2_640  秘仏「五大明王」(重文)は、828(天長5)年慈覚大師円仁が天台宗円福寺・五大堂を開創したとき祀られたもの。
 
Cty8dg7vuaaeyn7_640  中央に不動明王を、東に降三世明王(ごうざんぜ)、南に軍茶利明王(ぐんだり)、西に大威徳明王(だいいとく)、北に金剛夜叉(きんごうやしゃ)を配する密教の本尊である。
 
147533811196312636180_640_3  いずれもケヤキの一本造り、左の大威徳明王が跨っている水牛はそれだけで一本造りとなっている。
 
 作風から平安時代中期のもので、地元で彫られた像と推定されている。
 五大堂そのものは、1901年に国宝に指定されている
 
Img039_640  木像と言えば右の「伊達政宗甲冑倚像」がある。
 正室愛姫や息女五六八姫の像と並んで展示されていた。
 この木像は政宗十七回忌(1652年)に、髪を下した愛姫・陽徳院が造らしたもので、在りし日の政宗そのものの姿と言われる。
 
Img038_640  また昨年発見された「梅小禽図」は政宗の筆によるもので、下げ渡された家臣の末裔が所蔵していた紙本淡彩の一幅である。
 
 特別展「松島 瑞巌寺と伊達政宗」は、今月13日まで日本橋・三井記念美術館で。入館料1.300円。
 
 

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